こんにちは、囚人たけしです。
先日アップした記事の通り、先日(2022年3月31日)、PPPの初日を無事執り行ったのでその報告をさせて頂きたいと思います。
概要、思いついたきっかけ、具体的なトレーニング内容等をお話している記事はコチラ↓
この記事を読めば、
- アラウンドセブンティの両親がどの程度こなせたのかが分かる
- 初日、早速効果あり!その内容が分かる
- 両親に「筋トレを一緒にやってみないか?」と言いたくなる(かもしれない)
では、どうぞ!
もくじ
1.どの程度できた?
レップ数、トレーニング時の様子を以下にまとめました。
⇒両親共に苦戦。特に父。後程少し解説します。
⇒特に問題なし。2人とも余力あり。
⇒父、腰に若干違和感あると訴えたためその場で終了。母は余力あり。
⇒父、右太もも裏つって終了(;^ω^)。母は余力あり。
⇒2人とも余力あり。母「もう少し高い位置で手をつきたい」(←サポーテッドの方が楽?)
⇒ホールド2種目は問題なし。
一部父が断念したために終了した種目があるものの、全て問題なく終了しました。母はまだまだ余力があるようです。父は、あまりにできないためやや自信喪失していました。プライドは多少傷つけられたことでしょう。モチベーションに繋がってくれると良いのですが。
1.1膝回しについて
毎回、行った種目のうち1つをピックアップしてみようと思っています。今回は「膝回し」です。
プリトレの書籍には載っていませんが、「スクワットの際、膝を痛めるリスクをできるだけ減らしたい」と思い、取り入れた種目です。普段とることのない「片足立ち」という姿勢が、2人にはかなり高いハードルだったようです。
なんか膝に良さそう。頑張って続けてみます。地面についている方の足はかなり疲れたなぁ。
孫(6歳、3歳、1歳)の相手をすることが多く、抱っこをせがまれる事も多々あり。加えて家事全般も担っているので活動量は多いです。継続的な運動の機会はなくとも日頃から体を動かしている(というか、動かさざるを得ない)為に難なくできていた印象でした。
片足で立てない。やっとの思いで立てても片足が挙がらない。必死で足を挙げるけど、今度は膝がうまく回せない(三角形になる)。気が付いたら足首回してた。
これは、ヤバい。
週に4回は打ちっぱなしへ行っている父ですが、下肢筋力は非常に弱っていることが分かりました。意外でした!膝関節も固くなっている印象です。転倒のリスクは母より高そう。フォームはぐちゃぐちゃだったものの、なんとかこなせていたのでここからどう改善していくのか楽しみです。
ちなみに、69歳の父が「ヤバい」という言葉を使ったの、初めて聞きました。なんか新鮮w
いや、笑ってられない…
2.PPP初日、早速効果あり!その内容は…?
この日、私がいる前では「口ゲンカを1度もしなかった」んです!!これは嬉しかった( ;∀;)
トレーニングを行った日、私は9:00~16:00まで両親と一緒に過ごしたのですが、その間彼らは1度も口論がありませんでした。
PPPをやるにあたって、「身体面での良い効果を期待する」のは当然ですが、「プリトレを家族で行うレクリエーションにしたい」という目的もあります。共通の趣味があれば、今より良い雰囲気になるのでは、と思ったからです。
孫の前でも家の外でもお構いなしに激しめの口ゲンカをする私の両親。顔を合わせば口論になるのが当たり前。そんな状況をなんとかしたいな、という思いがありこの企画を考えたのですが、「継続していけば、目的を達成することは可能ではないか」と期待を持つことができました。手応えを感じています。
こんな状態を何年も放置していた私、もっと早くこの企画を思いついてればなぁ。と反省。
たとえ週に1回、数時間だけでも今回のように穏やかに過ごしてもらえたらこんなに嬉しいことはありません。
体動かすのって大事!!そして、同じ場所、時間を共有することはもっと大事!!
ただ油断は禁物。
次回以降も2人のモチベーション維持にしっかりと気を配って一緒にがんばっていきます!!次のコラムでは、そのモチベーション維持についてお話します。
3.モチベーション維持のための作戦
PPP開始にあたって、モチベーション維持のための作戦を事前に考えていました。以下の通りです。
- まず、自分がやってみせる
- 1、2レップやってもらってから、本番という形をとる
- 終わったら必ず「お疲れ様~!」と労う
- 休憩時間を長めにとり、かつ「次の種目に行ってもいいかな?」と聞く
- 一番最後に「ありがとう!良い時間だった!」と言う
普段全くやっていないことを何種類もやるので、休憩時間は長めに(種目間で10分前後、動きの説明をする時間は除く)とっています。今後もしばらくはこのスタイルでいこうかと。
かかった時間は2時間!それでも、息子が必死に説明したり声掛けをし続けていたからか、両親は「まだ!?」「こんなん意味あるの?」というようなネガティブな言葉はありませんでした。とりあえずは作戦成功、かな?
以下、それぞれどのような目的で作戦として設定したかをお話します。
①は、目の前で自分が「(動きながら)これ!この動きを今からやるから。まずは仰向けに寝転んで…」という説明の仕方をしました。ちなみに種目名は「フラットニーレイズ」と言わずに「仰向け膝90度」と伝えました。カタカナ言葉になぜか抵抗があるようなので(うちの両親だけ?)
②は、①で私の動きを見て、見よう見まねで自分なりにやってもらうということです。いきなりフォームについてあれこれ言って混乱させたり、そのことでモチベーションが低下するのを防ぐために行いました。フォームの間違いを指摘しないのは、まだ序盤の種目なので、多少のフォームの違いでケガにつながるような負荷ではないと判断したためです。
③~⑤は、「付き合ってくれてありがとう」「あなたたちの身を案じています」という意思を暗に伝えるために意識的に言いました。
両親に頑張ってもらうために、息子も必死ですwww
4.おわりに
いかがだったでしょうか。
とりあえず初日はケガなく、無事に終わりました。
手応えを感じたものの、まだ「言われているからやっている」感が相当にあるので、モチベーション維持に全力で取り組んでいこうと思います。
プリズナートレーニーの皆さん、もし私のように両親が「別居しているが近所に住んでいる」もしくは「同居されている」のでしたら、レクリエーションの一環として一緒に運動する機会を設けてみてはいかがでしょうか。
もしこのブログがその際に少しでも役立てば、とてもありがたいです。役立てるように、がんばります!
PPP第2日目の記事をお楽しみに!!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!!!
両親囚人化計画を英語にしたParents Prisoner Planの略で、週に1度プリズナートレーニングを家族全員(3人)でやろう!という計画です。