プリズナートレーニングの魅力とは

こんにちは、囚人たけしです。

今回は、私、囚人たけしが2年ほど継続して取り組んでいるプリズナートレーニングについてお伝えしていこうと思っています。

「プリズ…?何それ?」といった方は、ぜひこちらから先に読んでいただきたいです^^

「既に知ってて継続しているよ!」という方も、「そうそう、だから続いているんだよね」と、トレーニングの意義を再認識する意味でご覧いただけたら、と思います。

1.ゴールが細分化されていること

プリズナートレーニングは、

プッシュアップ(腕立て伏せ)

スクワット

プルアップ(懸垂)

レッグレイズ(腹筋運動)

ブリッジ

ハンドスタンドプッシュアップ(逆立ち腕立て伏せ)

上記の6種類のメニューで構成されています。

さらに1種類ごとに10段階のレベルが設定されており、加えて1レベルにつき初心者、中級者、上級者の3つのゴールがあります。

プッシュアップを例に挙げてみます。

この種目のスタートである1ステップ目は、壁に手をついて行う腕立て伏せ「ウォールプッシュアップ」です。

初心者:10回1セット

中級者:25回2セット

上級者:50回3セット

こんな感じ。最初は、初心者レベルのクリアを目指すことになります。

一番最初のステップは、とても易しくかつ始めやすい動きになっています。

言い換えると、関節にかかる負荷が小さいのです。これ、かなり大事なことだと思います。

いきなりフォームが難しかったりきつい種目だと継続するのが難しくなってしまいます

上の写真で見ると、「なんだ、大したことないじゃん」と思いませんか?運動の経験がない私ですら「余裕だろ」なんて思いました。

7回しかできなかったのは、ここだけの話です…笑

とはいえ通常の腕立て伏せに比べると格段に負荷は小さく、トライする度にどんどんできる回数が増えていきます。これが不思議と楽しく感じてきます。

前回どれだけできたのかを記録しておけば、その日やる回数の設定もしやすくなります。楽しくなってくれば、トレーニングをやることに対するハードルがかなり下がります。

カレンダーをみて、「あぁ今日は腕立ての日だな」「前回〇回できた、今回は△回を目指してやってみるか」という状態になってくる。こうなると、しめたものです。

もしできなかったとしても、楽しんでやっているので、「できなかった」より「次はできるかな」という気持ちの方が大きくなります。

もちろんステップが進めば負荷が大きくなるので、そう簡単に回数を増やすことはできなくなってきます。しかし、その頃には、トレーニング開始時期よりも進化した体つきになっていることは言うまでもありません。

こうして試行錯誤しつつ最初のステップをクリアする頃には関節も負荷に耐えられるように鍛えられていて、次のステップへ進めるよう体のほうも準備をしていってくれます。

体の見た目を変えたくて筋トレを始めたけれど、いざやってみると上級者クリアを目指してトレーニングを頑張ってる…私は、このような感じでトレーニングを継続できています。

余談ですが、通常の腕立て伏せ(フルプッシュアップ)はステップ5。腕立て伏せって誰もが知っているトレーニング法ですが、前述のとおり非力だった私は、継続して2年以上経った今でもまだ到達していません。が、別に焦ったりすることはありません。

焦って回数を増やしたり、ステップを進めてしまうとケガをしかねません

いや~腕立て伏せって、難易度高いトレーニング法だったんですね笑

2.自重トレーニングが中心=特別な器具が必要ない(ちょっと必要)

プリズナートレーニングは自重トレーニングが中心のため、自分の体さえあれば基本的には場所を選ばず行うことができます。

ステップが進めば、画像にもあるように懸垂スタンドのようなぶら下がることのできるものが必要になってきます。ちょっと必要、の「ちょっと」とは、懸垂スタンドのことでした。

懸垂スタンドは、プルアップではステップ4「ジャックナイフプル」から、レッグレイズはステップ6「ハンギング・ニー・レイズ」から使用します。

⇒レッグレイズは、ステップ1~5までは椅子に座った姿勢や仰向けに横になった姿勢で行いますが、ステップ6からはぶら下がった状態で行います。

導入するタイミングは、ステップが進んでからでももちろん遅くはありません。

特に、プルアップのステップ2「ホリゾンタル・プル」は、筋トレ初心者を簡単に挫折させるほどの難易度を誇っています。私も、絶賛トライ中。もちろんクリアできてません!笑

3.なんか、ちょっとかっこいい

ここまで読んでくださった方は「?」と思われるかもしれませんが、なんかかっこよくないですか?

バーベルやシットアップベンチなど、筋トレに使う器具が揃っていない監獄の中でトレーニングに励む囚人の姿…

一度なめられると、その後いつまで続くかわからない刑務所の中での上下関係。過酷な環境のもと、自分のポジションを獲得するために日々自分自身を鍛える、という映画みたいな設定(?)

「プリズナー」、という男子ならちょっとそそられる(個人的な感想ですが笑)言葉。

このような類の書籍は、著名な元スポーツ選手や過去に論文を出したりして実績のある研究者などが出版しているケースが多い中、著者が「元囚人」!!

しかも、帯に書いてある通りジムやプロテインに対して全否定しています。

…なんかワクワクしませんか?私だけ?笑

4.まとめ

今回は、プリズナートレーニングの魅力についてお話させていただきました。

最後のコラムでは個人的な思いが若干あふれてしまいましたが、本当に魅力にあふれるプリズナートレーニングをもっと多くの方に知っていただきたいと思っています。

今後も、プリズナートレーニングをベースに、筋トレに関する情報や、私が経験したことなどを中心にブログ更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

レッツプリズナー!